ページ内移動用のメニューです。


新開発のコージェネレーションシステム「PUC70PLUS」の初号機を納入

2005年12月21日


(写真は納入したシステムと同型機)

川崎重工は、新たに開発した蒸気噴射式出力増加形ガスタービンを主機とする、熱電比可変形コージェネレーションシステム「PUC70PLUS」(8,000kW級)の初号機を、株式会社デンソー豊橋製作所(愛知県 豊橋市)向けに納入しました。

今回納入したシステムは、自社開発の7,000kW級ガスタービン「M7A-02」に、蒸気噴射による出力増加機構を付加した「M7A-02ST」を主機とする発電設備と排熱回収ボイラで構成されています。このガスタービンの特長である蒸気噴射式出力増加機構は、熱需要の少ない時季には余剰蒸気をガスタービン内に噴射することにより、発電出力の増加を図ることができます。株式会社デンソー豊橋製作所では、時季により電力と蒸気の負荷変動が大きいため、熱電比可変形コージェネレーションシステムの導入により、負荷変動に合わせた最適な運用が可能となります。

近年、地球規模における環境負荷抑制の要請により、各企業とも環境を意識した経営を推進しています。また、エネルギーの効率的な利用は普遍の課題です。熱電比可変形コージェネレーションシステムは、このような環境負荷抑制と省エネルギーに対する意識が高い企業のニーズにマッチしたエネルギーシステムです。今回の納入は、本システムの優れた環境性能および電力と熱の需要へのフレキシブルな対応力が高く評価されたものです。

当社では、600kWから18,000kWまで基本10タイプのコージェネレーションシステムを「PUCシリーズ」としてラインナップしています。このうち、出力1,500kW級の「PUC15」と6,000kW級の「PUC60」は、熱電比可変形の「PUC15PLUS」、「PUC60PLUS」としてシリーズ化しており、計29台の納入実績があります。今回新たに「PUC70PLUS」が加わることにより、シリーズラインナップが強化されるとともに、より幅広いニーズに対応できるようになります。

今後とも、この熱電比可変形を含めた幅広いラインナップのコージェネレーションシステムを国内外で販売展開し、ユーザーのニーズに最適なシステムを構築・提供していきます。

・「PUC70PLUS」性能データ
 電力優先時蒸気優先時
発電端出力(kW)8,0007,050
送気蒸気量(kg/h)7,07012,800
発電端効率(%)34.031.1
熱回収効率(%)21.240.0
総合効率(%)55.271.1

前のページへ戻る


ページの終わりですページの先頭へ戻る