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シンガポール地下鉄工事向け岩盤対応型のシールド掘進機を納入

2004年12月06日

川崎重工は、シンガポールの地下鉄建設工事向け岩盤対応型のシールド掘進機1基を納入しました。本機は、2003年12月に大成建設株式会社から受注した泥土圧シールド掘進機(直径6.61m)2基と泥水シールド掘進機(直径6.63m)2基の計4基のうち、初号機となる泥土圧シールド掘進機です。当社播磨工場で製造したこの泥土圧シールド掘進機は、完成後一旦解体し現地へ輸送したもので、今後現地にて再度組立てられ、2005年1月より掘進を開始する予定です。

この泥土圧シールド掘進機が使用されるのは、現在シンガポール国土交通局(Land Transport Authority)が進めているシンガポール地下鉄サークルライン(全長約33kmの環状線)建設工事であり、当社が受注したシールド掘進機4基は、ローロンチャン駅からマリーマウント駅に至る工区(853工区)に投入され、全長約2.8kmの上下線を掘削します。なお、同工区は2007年末に完成の予定です。

サークルライン853工区建設工事向けに納入する泥土圧および泥水シールド掘進機は、軟弱土層の掘進に用いられるシールド掘進機の技術と岩盤や礫層などの掘削に用いられるTBM(Tunnel Boring Machine)の技術を融合した岩盤対応型の掘進機で、複雑な土質を1台の掘進機で掘削します。また、当社独自のカッター交換方式を採用したほか、曲線部の掘削に対応するため中折れ式を採用するなど、工区特性に合わせた仕様としています。

当社は、853工区に隣接する854工区(マリーマウント駅からファーラー駅に至る約6.3km)向けにも、大成建設から泥水シールド掘進機4基を受注しています。また、当社は、これまでシンガポール向けに3基、国内外で1,300基以上のシールド掘進機・TBMの納入実績を持っています。

今後も当社はトンネル掘削機の分野において、社会・市場ニーズに加え環境に充分配慮した製品の開発・販売に努め、積極的な事業展開を進めていきます。

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