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航空自衛隊向けT-4中等練習機の最終号機を納入

2003年03月06日

 

川崎重工は、航空自衛隊向けT-4中等練習機の最終号機を、本日防衛庁へ納入いたします。

T-4中等練習機は、防衛庁が昭和56年に当社を主契約会社として開発を開始し、昭和60年7月に初飛行、昭和62年度まで地上強度試験、技術実用試験による評価と改良が行われました。その成果を反映した量産型T-4は、同61年に生産開始、同63年から引渡しが開始され、以来212機(試作機4機を含む)が生産されてきました。

T-4中等練習機は、航空自衛隊の操縦士教育に供するために、防衛庁技術研究本部のご指導のもと、機体・エンジン共に純国産とし、当社を始め我が国航空機産業界の総力を結集して開発された、縦列複座・双発のジェット練習機です。開発時には数々の新技術が採用され、開発によって得られた技術開発能力および開発管理能力は、その後の業界全体のレベル・アップに大きく寄与しました。

T-4中等練習機の特徴は、基本操縦教育から初期の初級戦技教育を一機種でカバーできる広い速度範囲と、戦技・スピン訓練も可能とする良好な飛行特性を有することに加え、炭素系複合材料・キャノピー破砕式脱出装置・機上酸素発生装置など現在でも陳腐化していない数々の新技術を採用したことや、設計開始時から運用段階を含めた経済性・信頼性・安全性を追及したことなどです。

T-4中等練習機はその優れた性能と高い信頼性により、操縦士教育のみならず多目的に使用することができ、北海道から沖縄まで全国の各航空基地に配備されています。また、その性能から、ブルー・インパルスの機体としても採用されています。
T-4中等練習機の主要諸元は、以下のとおりです。

□T-4中等練習機の主要諸元

1 全   長 13.0m
2. 全   幅 9.9m
3. 全   高 4.6m
4. 最大速度 約560kt
5. 発動機 F3-IHI-30
6. 離陸重量 約5,760kg
7. 乗   員 2名

 

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