ページ内移動用のメニューです。


H-IIAロケット試験機2号機用フェアリングを出荷

2001年12月20日



川崎重工は、H-IIAロケット試験機2号機用フェアリングを宇宙開発事業団(NASDA)の種子島宇宙センター向けに、当社播磨工場(兵庫県播磨町)より出荷しました。今回出荷したフェアリングを搭載した試験機2号機は、来年1月31日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。

このたび出荷したフェアリングは、同時に2基の衛星を搭載することができる4メートル・デュアル・タイプ(4/4D型)です。全長16メートル、直径4.4メートルの大きさで、長さ約5メートル、直径3.7メートルまでの衛星を2基搭載することが可能です。試験機2号機では、民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1)※1と高速再突入実験機(DASH)※2を搭載する予定です。

当社は、1988年にH-IIロケット向けフェアリングI型を受注し、プロトタイプモデルの開発・製造および試験に成功して以来、実機向けとしてH-IIロケット1号機から6号機、8号機向けフェアリングの納入実績があります。H-IIAロケットにおいても、8月に納入した試験機1号機向け4メートル・シングル・タイプ(4S型)をはじめ、4メートル・デュアル・タイプ(4/4D型)、大型衛星打上げ用の5メートル・シングル・タイプ(5S型)、5メートルおよび4メートルのデュアル・タイプ(5/4D型)と、4種類のフェアリングすべてを開発しています。H-IIAロケットは、世界的に見て例の少ない衛星2基同時打上げ用のフェアリングおよび大型衛星用フェアリングなど多様な打上げ需要に対応できることを特長としており、当社はフェアリングの開発・製造を通して、日本の国際的な衛星打上げビジネスへの参入に、積極的に貢献していきます。

※1: MDS-1(Mission Demonstration test Satellite-1)は、低価格の民生部品が宇宙空間での使用に耐えられるかどうかを実証する実験衛星。
※2: DASH(Demonstrator of Atmospheric reentry System with Hyperbolic Velocity)は、高速再突入カプセル開発に必要な各種データを取得する実験機。一旦、静止トランスファ軌道に投入され、その後軌道を離脱し地球に高速再突入、再突入中のさまざまなデータを取得する。

前のページへ戻る


ページの終わりですページの先頭へ戻る