第5回ものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)及び「現代の名工」を受賞

2013年10月09日

 9月18日に総理官邸において、第5回ものづくり日本大賞表彰式が行われて、有末 文男(ありすえ ふみお)工師(車両カンパニー生産本部工作部構体課)が卓越した技能者(現代の名工)としてものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)を安倍晋三内閣総理大臣から受賞しました。

 ものづくり日本大賞とは、我が国産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らしめることを目的に創設した内閣総理大臣表彰であり、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。
 本賞は、厚生労働省、文部科学省、経済産業省および国土交通省の4省が連携し、平成17年より隔年開催しており、今回で5回目を迎えます。

 鉄道車両の構体組立作業に長年従事し、ステンレス製車両において欠かせない歪取り(溶接時に発生する歪を修正する)作業、アルミニウム製車両の外板のブラッシングといった繊細な感覚が必要とされる仕上げ作業などに卓越した技能を有していることが評価されたものです。

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前左から、有末工師、安倍晋三内閣総理大臣、田村憲久厚生労働省大臣

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 11月7日に平成25年度「卓越した技能者の表彰」(通称「現代の名工」)の表彰式を田村憲久厚生労働大臣出席のもと東京で開催され、有末 文男(ありすえ ふみお)工師がものづくり日本大賞表彰に続いて受賞しました。

 鉄道車両の組み立て作業の長年従事し、卓越した技能を有しており、品質向上に多大なる貢献をしたことが評価されたものです。

 「現代の名工」とは、厚生労働省が工業技術や伝統工芸、料理など各分野で優れた技術や業績を持つ卓越した技能者150人を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図ることを目的とするものです。

 

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後列右から2番目が有末工師

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