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韓国POSCO向け蒸気タービン発電設備を出荷

2011年08月03日

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川崎重工は、韓国の大手製鉄会社であるPOSCO社の光陽製鉄所(韓国光陽市)向けに、定格出力29.7MWの蒸気タービン発電設備を神戸工場より出荷しました。

今回出荷した蒸気タービン発電設備は、コークス乾式消火設備(CDQ(※1))に設置するもので、コークス炉で乾留(※2)された赤熱コークスを不活性ガスにて消火し、その顕熱(※3)をボイラで蒸気として回収し発電に利用する、エネルギー再利用設備です。POSCO社の光陽製鉄所は、既に5基のCDQ設備を有していますが、今回コークス炉の増設計画に伴い、エネルギー有効利用のため新たなCDQ設備と蒸気タービン発電設備を導入します。

当社は1956年から産業用蒸気タービンの製作を開始し、現在までに約340台を納入しており、POSCO向けには10基のCDQ用蒸気タービンの納入実績があります。今回の当社製蒸気タービンの採用は、これらの実績に加えて、当社製蒸気タービンの優れた性能やライフサイクルコスト、当社への高い信頼が総合的に評価されたものです。

当社は、今後も発電用蒸気タービンの豊富な実績をもとに、エネルギー有効利用の分野において、発電用蒸気タービン設備の受注拡販に取り組んでいきます。

 

※1
 
乾式消火設備(Coke Dry Quencher)
コークス炉で乾留された赤熱コークスを、冷却塔内を流れる不活性ガスによって消火する設備。密閉した冷却塔内で消火されるため、従来の湿式消火により水蒸気として放散していた熱量を回収して発電が可能となる。
     
※2
 
石炭の乾留
石炭を高温で蒸し焼きにして、コークスと揮発性ガスとに分解すること。
     
※3
 
顕熱
物質の状態を変えずに、温度を変化させるために費やされる熱量。
     

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