ばら積み船・鉄鋼原料船

川崎重工は、神戸・坂出両工場でばら積み船(バルクキャリア)・鉄鋼原料船の建造実績を積んで来ましたが、現在は神戸、坂出、中国のNACKS、DACKSの4工場の分担においてNACKS、DACKSがばら積み船・鉄鋼原料船の建造を担っており、1999年にNACKSの第1船であった載貨重量47,100トン型「FENGHAI」を建造して以来、多種多様な建造実績を有しています。


SHAGANG FAITH
(第1671番船/DACKS第DE006番船)

全長 約327.00m
55.00m
深さ 29.00m
載貨重量トン数 298,085トン
竣工 2013年1月10日

DACKSで建造。
大型鉱石専用運搬船(VLOC)。


KN ARCADIA
(第8024番船/NACKS第NE217番船)

全長 300.00m
50.00m
深さ 25.00m
載貨重量トン数 219,473トン
竣工 2017年5月26日

NACKSで建造。


WESTERN HARMONY
(第8011番船/NACKS第NE156番船)

全長 199.90m
32.24m
深さ 18.60m
載貨重量トン数 61,617トン
竣工 2014年8月20日

NACKSで建造。


HOLLY ARROW
(第8028番船/NACKS第NE238番船)

全長 199.90m
32.24m
深さ 18.60m
載貨重量トン数 60,803トン
竣工 2018年2月6日

NACKSで建造。
川崎重工とNACKSが共同で開発したセミオープンハッチ型ばら積運搬船の5番船。
穀類、石炭、鉱石、鋼材、木材パルプ、材木等の貨物が積載可能。ハッチカバー上には材木等の積載も可能。
通常のばら積運搬船とオープンハッチ型ばら積運搬船の中間に位置する船型で、全ての船艙を大きなハッチ開口を有した二重船殻構造にするとともに、木材パルプ等の製品貨物に荷役に効率の良いボックスシェイプを採用。