AMAスーパークロス第13戦 テキサス州ダラス/テキサス・スタジアム 2008年4月5日
復調フェリー、5位入賞!プレストンがホールショット賞を獲得
#11 Travis Preston

 ダラスに隣接するアービングにある、テキサス・スタジアムが今大会の舞台。長年ダラス・カウボーイズのフランチャイズとして親しまれてきた会場だが、2009年4月にはアーリントンに新スタジアムがオープンする予定なので、来年か再来年にはスーパークロスの開催地も変わることになる。数々の名勝負を生んできたスタジアムもこれが見納めになるかもしれない。そんな雰囲気がパドックには漂っていた。
 チームカワサキには前戦からフェリーがカムバックし、プレストンとの2人体制に戻った。プレストンは125時代の2002年にダラスで優勝経験があり、相性の良さを今回も発揮したいところ。合宿中のトミー・ハーン(モトスポーツ・エクストリーム・カワサキ所属)の家からも近く、プレストンにとっては第二の本拠地と言えるラウンドだ。
 タイムドプラクティスでは、フェリーが54秒833で3位、プレストンが55秒475で8位となる。トップタイムはリードの53秒573だった。予選レースでは、フェリーがヒート1を2位通過。ヒート2に出走したプレストンは、一時2位を保っていたが4位でゴール。手応えを感じさせる予選だった。

 

[ スーパークロスクラス レポート ]

#15 Tim Ferry
 

 

 


 絶好のスタートダッシュを決めたプレストンとフェリーが、揃って1コーナーに進入。わずかに前だったプレストンがホールショット賞を獲得した。1周目のオーダーはプレストン、リード、ヒル、フェリー。2周目からはリードがトップに立ち、プレストンは徐々に後退。フェリーは、ミルサップスの先行を許しつつも4番手をキープした。7周目にはプレストンが転倒を喫し、6番手から11番手にポジションを下げた。
 レースが中盤に差しかかると、フェリーの背後にはウィンダムが迫り4位争いとなったが、9周目にはパスされてしまう。こうして5番手に下がったフェリーは、終盤19周目に転倒を喫しながらもショートの追撃を振り切ってフィニッシュ。着順はリード、ヒル、ミルサップス、ウィンダムに次いで、5位となったフェリーだった。一方のプレストンは、転倒後はステディに走りきり、10位でチェッカーを受けた。

 

#11 Travis Preston
 

フェリーのコメント
 「スタートが決まったことがうれしい。先週は大失敗をやらかしてしまったし、そうでなくてもスタートは自分の短所だったので、ずっと取り組んできた課題だからね。リアクションタイムの短縮とマシンセッティングも含めて、やってきたことが形になったと思う。ホールショット賞はトラビス(プレストン)に持って行かれたけれど、チームメイト同士で競り合えたのは良かった。それにしても今夜のダラスは、とても滑りやすくて難しかった。ウェットだった去年よりは全然いいけれどね。
 今のフィジカルコンディションは、90パーセントぐらいかな。もう少しでポディアムに戻れる感触はあるし、コンスタントにトップスリーフィニッシュを続けていれば、ちょっと下がってしまったランキングも挽回できるはずだ。そう、現時点ではランキングをひとつずつでも上げることがモチベーションになっている。そしてその勢いをアウトドアナショナルの開幕に持ち込みたい。」

プレストンのコメント
 「ホールショットの秘密? 1コーナーで競り合った相手がティミー(フェリー)だったので、1,500ドル(ホールショット賞金)はオレに譲ってくれと頼んだんだ。いやいや、本当の理由はパワフルでスムーズなエンジン特性に助けられただけだよ。いずれにしても、このボックスに登壇できたことはうれしいし、3位入賞という目標も見えてきた。
 スタートだけじゃ勝てないことはわかっている。序盤の数ラップはいい感じで走れたけれども、転倒してからはハイペースを維持できなかった。やっぱりトップグループにいると周りに引っ張られるし、限界を超えたスピードが出せる。ただし彼らと自分とでは準備期間に差があって、オレはまだまだ発展途上だということを自覚しなきゃいけない。
 競り合うと熱くなって転倒してしまう。これを乗り越えないといけないね。今夜は1回で済んだけれど、トロントでは4回も転んでいる。冷静になって転倒しないことが当面のテーマだと思う。」

 

[ 決勝リザルト ]
スーパークロスクラス
Pos. No. Rider Machine
1 22 C・リード Yamaha/YZ450F
2 40 J・ヒル Yamaha/YZ450F
3 118 D・ミルサップス Honda/CRF450R
4 14 K・ウィンダム Honda/CRF450R
5 15 T・フェリー Kawasaki/KX450F
6 29 A・ショート Honda/CRF450R
7 24 C・サミー Yamaha/YZ450F
8 42 P・カーペンター Honda/CRF450R
9 44 T・アダムス Honda/CRF450R
10 11 T・プレストン Kawasaki/KX450F
11 25 N・ラムゼイ Yamaha/YZ450F
12 13 H・ボス Honda/CRF450R
13 37 J・トーマス Honda/CRF450R
14 27 N・ウェイ KTM/450SXF
15 917 E・ソルビ Honda/CRF450R
16 63 D・クラット Kawasaki/KX450F
17 55 A・バルビ Honda/CRF450R
18 43 J・ギブソン Kawasaki/KX450F
19 256 B・K・ジョンソン Honda/CRF450R
20 78 K・R・ジョンソン Yamaha/YZ450F
21 32 T・ハーン Kawasaki/KX450F

スーパークロス・ライツクラス
Pos. No. Rider Machine
1 2 R・ビロポート Kawasaki/KX250F
2 20 J・グラント Honda/CRF250R
3 577 M・ダバロス KTM/250SXF
4 48 T・カナード Honda/CRF250R
5 391 T・バウワーズ Yamaha/YZ250F
6 116 R・モレス Yamaha/YZ250F
7 341 N・イズィ Suzuki/RM-Z250
8 77 B・ジェスマン Kawasaki/KX250F
9 41 M・ゴーキー KTM/250SXF
10 195 B・ペイン Honda/CRF250R
11 916 G・ダブンポート Kawasaki/KX250F
12 927 T・シューウェル Suzuki/RM-Z250
13 36 K・チゾム Kawasaki/KX250F
14 79 J・M・サイプス Suzuki/RM-Z250
15 191 R・カストロ Kawasaki/KX250F
16 873 J・カーペンター Honda/CRF250R
17 158 J・バッカルー Kawasaki/KX250F
18 596 Z・T・エイムス Honda/CRF250R
19 71 K・キーロン Honda/CRF250R
20 157 S・ハックリー Yamaha/YZ250F