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ROOKIES LETTER

工場と工場の繋がり

 新人研修では顧客工場及び調達先工場を訪問し、サプライチェーン全体の流れを理解する事を目的とし、取引先の工場見学が行われます。私は学生時代には工学部に所属していたので、加工業者と取引をしたり調達先工場を見学したりする機会もありましたが、当時は調達品の製造工程を文字通り「見て学ぶ」だけで、知識を広げようという程度の意識でしかありませんでした。
 しかし、メーカーの一員として工場見学をするとなると、着眼点や取組む姿勢が変わってきます。量産製品になると、毎年数百~数千の製品を何年・何十年にも亘って生産することになるので、一部の製造工程の良し悪しが、サプライチェーン全体に大きな影響を与えうるためです。
 自社の供給物品・納入システムが下流工程に余計なコストを強いていないか、上流工程の改善で自社の生産性を向上できないか、などと考えることで、工場と工場の繋がりへの意識が強まったように思います。

写真/工場と工場の繋がり

(機器第三技術部 2017年度新入社員)


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