ニュースリリース

2010年3月10日

高効率・低エミッションの1,700kW級ガスタービンM1A−17を開発


 

 川崎重工は、発電出力1,700kW級ガスタービンM1A−17を開発しました。本ガスタービンは同出力クラスにおいて最高レベルの高効率・低エミッションを誇ります。今後、各種工場および施設向けに積極的に拡販を進めます。

 今回開発したM1A−17型ガスタービンは、当社が1988年に開発し、累計320台(国内150台、海外170台)の納入実績を誇り市場で高い評価を受けている、1,500kW級のM1A−13型ガスタービンの発展改良型です。本ガスタービンは、当社が長年培ってきた産業用中小型ガスタービンの開発技術を結集し開発したものです。
 本ガスタービンは、M1A−13型ガスタービン比で発電出力にて約13%、熱効率は約10%と大幅に向上しており、NOxについては低エミッションのDLE(Dry Low Emission)技術により、約50%減の35ppm(O2=0%)まで低減しています。これは同出力クラスのガスタービンと比べて最高レベルの低NOx排出値です。

 現在、当社の常用発電設備は600kWから18MWまで対応しており、今回開発したM1A−17を追加することにより更にラインナップが拡充します。

 当社は、1976年に非常用ガスタービン発電設備の初号機を納入したのを皮切りに、約35年間で常用および非常用合わせて7,000台を超える納入実績があります。この内、常用発電設備は1984年に初号機を納入してから約25年間で600台を超える納入実績があります。
 当社の常用発電設備は、繊維、化学、製紙などの各種工場、ホテル、病院、大学等の施設、そして地域熱電供給など幅広い業種において、電力および熱の供給を行っています。

 当社は、独自の設計によるガスタービンの開発に成功して以来、常に公共性や環境に配慮したガスタービン並びにシステム開発に努めてきました。今後とも当社は、ガスタービンの開発・製造技術など基盤整備の更なる向上を図り、信頼性に優れ、環境保全要請に応えるガスタービン発電設備の開発と拡販に注力していきます。
 また、日本国内を始め、欧州、米州、アジア、中東においても現地販売拠点を活用し、事業を積極的に展開していきます。