LNG受入基地

LNG受入基地

川崎重工では、坂出LNG株式会社より、2006年1月に坂出LNG受入基地建設工事をフルターンキーにて受注し、土木建築を含み、LNG受入設備、貯蔵設備、気化送出設備、LNGローリー出荷設備、海水取水・放水設備、電気・計装・制御設備、各種ユーティリティ設備等、一式工事の施工を行いました。
1年間の実施設計期間を経て、現地工事を当初計画通り3年で完遂の後、2010年1月9日にLNG第1船を受け入れ、クールダウン・試運転を経て、2010年3月31日に基地を竣工、引渡しを完了しました。


写真

ローディングアーム
BOG圧縮機
LNG貯槽
セカンダリーポンプ

特長

  • ワンマンオペレーションを理想とするユーザー殿のご要請に基づいて、LNG受入、貯蔵、ローリー車への出荷、発電所へのガス送出の各プロセスの多くの範囲で、自動化、制御室からの遠隔操作が可能なシステム構成としております。
  • 安全計装の考え方を導入して、プラントのリスク解析により計装システム系の構成を決定し、制御システム、重要計器、受電回線の冗長化を図りました。
  • フルターンキー契約による当社としてははじめてのLNG受入基地建設であり、工事期間中の最高入構者数が1日500名、全協力業者数は約600社という規模の工事でしたが、休業災害ゼロで予定建設工期3年の短工期で竣工しユーザー殿に引き渡しました。

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