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プラント・環境カンパニー

 
渡辺 達也
プラント・環境カンパニー
プレジデント

 セメント、化学、非鉄金属などの各種産業用プラントや、ボイラ、ごみ焼却施設などエネルギー・環境保全設備の設計から販売までを一貫して行っているほか、LNGや液化水素用の極低温タンクや地下土木工事用のシールド掘削機などの製造も行っています。省エネルギー・省資源・低環境負荷をキー・ワードに、エネルギー、社会インフラ、環境保全の各分野でグローバルに事業を展開しています。

川崎重工グループのプラント事業

 プラント・環境カンパニーの技術は、セメント、化学、非鉄金属などを製造する産機プラント事業、LNGタンクやボイラに代表されるエネルギー事業、ごみ焼却の環境関連事業など多岐にわたっており、「多くの引き出しをもつ事業体」という表現がふさわしい組織です。1つの引き出しでのビジネスもあれば、お客様の求めるものによってはいくつかを組み合わせて提供することもあります。すなわち、当カンパニーに求められる機能は時代やお客様によってさまざまであるということであり、私たちの役割は常にこれらをキャッチし、時代に合わせて顧客価値・社会価値を提供していくことにあります。

 プラントは当社製品の中でも圧倒的に大きく、「地図に残る仕事」であります。自分が昔手がけたプラントが稼働しているのをGoogle Earthで確認するのは嬉しいものですが、それはお客様に長く使っていただいているということであり、さらに大きな喜びを感じます。

将来展望と課題

 現在、川崎重工グループが進めている水素チェーンプロジェクトは新たなエネルギー基盤として大いに期待を集めていますが、当カンパニーが保有する技術では、極低温配管技術は水素液化に、LNG貯蔵タンクで用いる高度断熱技術は液化水素貯蔵タンクに、粉体技術や高温ガス化などのプロセス技術は原材料の褐炭から効率的に水素を生成する技術に、それぞれ活用し実現につなげる計画です。

 高度な技術を駆使して新たな事業を立ち上げるには、人財の継続的な育成と信頼される組織の構築が重要です。ベテラン層がプロジェクトや開発で培ってきた知見を若手が引き継いでいくようOJTとOFF-JTに力を入れるとともに、皆で研鑽を重ねて個々人の能力を十二分に生かす組織を築いていきたいと考えています。

自分の経験と従業員への期待

 私自身は新入社員としてセメントプラント部門に配属され、入社2年目でリビアのセメントプラント現場に長期出張しました。当時、現場には娯楽も何もなく、電話でさえ何時間も待たないとつながらない状態で、物理的・精神的に相当苦しい思いをしました。それだけに、据付工事を完成させ窯に火を入れ、お客様に喜んでいただいたときの喜びは何にも代えがたいものでした。「製品として完成させ、お客様に感謝される。」あの経験があったからこそ長年仕事をしてこられたかもしれません。

 プラント建設の現場は、お客様、取引先など様々な立場の人間が本気でぶつかりあいながら皆でより良いプラントを作り上げていく熱い場で、私の原点でもあります。ですから、私は今でも現場第一主義です。共通部門も含めた全ての職場の従業員が、お客様は誰なのか、どうすればより良いプラントが出来上がるのかを常に意識して、それぞれのプロジェクトの最終形を描きながら仕事をしてもらいたいと思います。

(インタビュー:2016年4月実施)


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