定期的な点検整備の必要性について

川崎重工製非常用ガスタービン発電設備は、多くの部品と装置からなる複合設備で、その中には経年と共に劣化する部品があります。
こうした部品はお客様にて行う日常点検だけでは判明しにくく、突発的な機能障害をもたらす事があります。
そのような事態を未然に防ぐために、当社では川崎重工と共同で策定した「非常用発電設備 保守点検基準」に基いた総合的な点検整備をお勧めしています。
この点検整備は、予防保全型点検整備であり、部品が故障して装置全体の信頼性が低下することを低減するのが目的です。
重要負荷への給電を目的としている非常用発電設備には、故障してからの修理を行う“ブロークンメンテ”ではなく、壊れる前にメンテナンスを実施する”予防保全型メンテナンス”をご提案致します。


その時、電気は?

大震災発生!

そのとき、カワサキガスタービン発電設備が真価を発揮しました。

東日本大震災における停電とカワサキ非常用ガスタービン発電設備の稼働状況は以下の通りでした。カワサキガスタービン発電設備が真価を発揮し、高い信頼性が実証されました。

今回の調査は2011年3月11日の震災とその後の余震で発生した停電及び計画停電が対象です。地図内の部分は、弊社発電設備が停電で稼働した市区町村を表します。

様々な場所で活躍しました!

 
東京電力福島第一原子力発電所殿向け

震災直後

~免震重要棟 非常用ガスタービン発電装置~

地震発生後、免震重要棟に給電を開始し、復電するまで13日間連続して運転を行いました。現地対策本部の活動を支える役割を果たしました。

 
某放送局殿向け

計画停電

放送局納入機は、計画停電中に、正常に稼働し、放送を中断することなく電力供給を続けました。

高い信頼性は過去の実績が証明します!

災害時における非常用カワサキガスタービン発電設備の稼働状況

定期点検が確実な電力供給を支えました!

定期点検を実施していた発電設備は、100%の稼働率を発揮し、停電中も順調に電力を供給しました。

 
カワサキガスタービン認定技術者による信頼ある保守点検整備

当社では独自のライセンス制度によるプロの技術者があなたの設備を守ります。

 
日本全国の点検ネットワーク網

北海道から沖縄まで日本全国をカバーするきめ細かなサービス・ネットワークを広げています。

 
安心の24時間365日のサポート体制

サービスは、24時間365日の体制で、迅速・確実・誠実に対応します。