韓国の現代建設から蒸気タービン発電設備を受注
2008年11月11日
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川崎重工は、現代建設(韓国)から蒸気タービンを主機関とした蒸気タービン発電設備を受注しました。当設備の発電出力は48.3MWで、発電所建設一式をフルターンキー方式で請け負う現代建設に対して当該設備を供給します。 今回当社が受注したのは、現代建設が大韓住宅公社(Korea National Housing Corporation)からフルターンキー方式で建設契約を締結した「Daejeon Southwest Mass Energy Facility Project(韓国/大田市)」向けの蒸気タービン発電設備で、LNG焚きボイラーで発生させた蒸気を利用して48.3MWの発電が可能な設備です。当設備は現代建設へ2009年12月に納入予定で、現代建設が発電所工事を完了した後に現地試運転を経て最終顧客である大韓住宅公社に2010年12月に引渡される予定です。 昨今の世界的な原油高および環境・エネルギー問題に対する意識の高まりを背景に、韓国政府は省エネルギー、温室効果ガスおよび大気汚染物質の低減を目的として、都市部を中心に天然ガスを利用した地域熱電併給事業を長期計画で推進しており、本プロジェクトもその一つとして大韓住宅公社が事業化するものです。 当社は今後とも、需要の拡大が期待される分散型発電システムの受注・拡販に取り組み、エネルギー・環境ビジネスの拡充を図っていきます。 |