商船三井向け80,000m3型LPG運搬船を受注(川崎造船)
2006年10月16日
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川崎造船は、株式会社商船三井と80,000m3型LPG運搬船1隻の造船契約を締結しました。 今回受注した船は、当社が開発した新型船首形状「SEA-Arrow※」を採用し、推進性能を大幅に向上させています。「SEA-Arrow」を採用した既就航LPG運搬船は8隻を数え、その効果については高い評価を得ています。また、省エネルギー対策としてフィン付きラダーバルブ「RBS-F」を採用し、更なる推進性能向上を図っています。 今回の受注は、1969年に最初のLPG運搬船を建造して以来、当社の長年にわたる豊富な建造実績と技術力が高く評価されたものです。 本船の受注により、当社の80,000m3型LPG運搬船の受注残は5隻となります。今後とも当社は、各種液化ガス運搬船建造に積極的に取り組んでいきます。 なお、本船の主要目は以下のとおりです。
※SEA-Arrow(Sharp Entrance Angle bow as an Arrow) 船舶が航走する際に生じる船首波による抵抗を極限まで減少させるために開発した船首形状で、従来の船首バルブの突出をなくした特徴的な外観を有している。 |